常緑樹

お庭に植物!

貴方のお庭に一本の植木を植えられませんか?
お忙しい方、お疲れの方、お悩みの方、時間の無い方、
楽しい時間をお探しの方、自分を見つめ直したい方、如何でしょうか?

生命は海の中で発生して進化してきました。しかし、今日では陸上にもたくさんの生物が生活していますが、生物の上陸は植物から始まりました。
4億数千年前のシルル紀に最初の陸上植物ポシロフィトンと呼ばれるシダ植物が現れました。
そして植物が上陸するのをまるで追いかけるかのように、昆虫類も上陸に挑みました。動物が陸に上がるということは、植物以上にその適用性に苦しんだはずです。進化と生き残りの歴史ですね。

「庭園は神様がイギリス人に与えた仕事」という言葉があります。
氷河期に厚い氷床に覆われていた英国は、日本に比べると桁違いに自生植物の種類が少ない国でした。
その英国が今日の園芸大国になった背景には、世界の辺境へ命がけで植物を求めて旅したプラントハンターたちの活躍があります。イギリス王侯貴族を始め裕福な大商人にとって、互いの繁栄を誇示するように競い合って本国で見たことの無い動植物は彼らにとって富をもたらす「獲物」に見えていたのでしょう。豪華な衣装や貴金属を所有するのと同様の価値観を庭園にもっていたようです。

プタントハンティングの歴史は18世紀から19世紀の大航海時代にさかのぼります。キャプテン・クックが世界一周に出たのもまさにこれです。キャプテン・クックは植物学者のバンクスと精密植物画家を伴って、長い航海に出ました。世界各地から珍しい植物を持ち帰るようになり、一気にその種類を増やします。
イングリッシュガーデンは、それまでの庭の形状を重視する傾向から、植物そのものに目を向ける方向に変わっていきます。多くの植物を自然のままに組み合わせて庭を造る手法が発達し、一般の人々の中にも、広くガーデニングとして浸透していくことになったのです。

バンクスは後に、王立キューガーデンの初代館長になっています。イギリスは、自分の植民地ごとに植物園をつくり、どの植物をどこに植えたら良いか研究していたのです。日本は自然環境が良く、植物の宝庫なので意外と気がつきませんが、欧米人にとってはたまらなく魅力的な土地のようです。幕末にペリー提督が日本に来たときも、植物学者を同行させており、日本の植物をしっかり採取して記録に残しています。

日本史に登場する人物で、プラントハンターとしての側面を持つのはオランダ人シーボルトです。江戸時代に長崎で過ごし、日本地図を国外に持ち出そうとして追放処分を受けたシーボルト事件の本人です。医師だった彼は、オランダ政府から軍医として派遣され、医学の伝授と日本の博物の情報収集がその任務でしたが、幕府側は任務の詳細を把握していなかったようですね。
シーボルトが日本から持ち出した植物は500種類とも言われていますが、百合や紫陽花、ギボウシなどが代表的です。カサブランカを代表とする「オリエンタル・ハイブリッド」呼ばれる種は日本から持ち帰った山百合を親としているそうです。江戸時代の日本で、観賞用として庭に植えられていたギボウシに至っては、シーボルトによって日本からイギリスに渡り、アメリカで交配され、作り出された品種も多く、植物の逆輸入の代表選手です。
近年、日本でも見直され、大変人気の植物となっています。ちなみにシーボルトは日本人を妻にした親日家としても知られています。また、シーボルトの残したボタニカルアート(植物画)が本になって残っています。「シーボルト日本植物誌(ちくま学芸文庫)」

プラントハンターたちが、命と富と時間をかけて植物を集めた執念を考えたり、現代においても植物とは切り離せない環境つくりが、ただの趣味の域を遥かに超えていると思うのは、私だけでしょうか?
自然を失い画一的・量産的な無機質な環境に囲まれて働き、生きる意味さえも押し殺して競争だけに夢中になり、ぼろぼろになっている現代人が、なぜ、庭や公園、街路樹などの緑に触れることで、癒され、リフレッシュできるのでしょうか?
自然の中に生き、植物の新芽を見て生命力を感じ、鮮やかな新緑に感動し、葉音に風を感じ、花を愛で、紅葉に心を奪われ、落葉に時の流れを感じる。虫に驚いたり、サナギを見つけたり、蝶たちが飛んできたり、小鳥や小動物が餌を求めてやってきたり、鳥のさえずりや水の流れる音に耳を傾ける。
自然のリズムの中で過ごす時間が必要なことは、無意識の中で私たちは知っています。

もしかしたら、4億年前に動物の先祖が植物を地上に追いかけたように、人類になった今でも植物を追い掛け回しているのかもしれません…。それだけ、植物が大切であり、必要なのかも知れませんね。

企業や組織、一部の金持ち達の奴隷のように働かされている現代人(本人達はあまり感じていない場合が多いし、使う側も無意識の場合もあります。使うのが上手になっているということなのか。あるいはその上がいるのでしょうか。)ともかく精神的にもぼろぼろにされている現代人に、せめてもの安らぎを与え、本来の人間に戻れる時間を作ってくれるのが、植物をはじめとする自然環境だということは事実のようです。

貴方のお庭に一本。植木をお植えになりませんか?

植物は短時間で自ら移動することはできません。数億年をかけて生き残ったというほうが正しい見解だと思います。
私達にできることは、これから植えようとする場所の環境と植物の好む環境のマッチングを考慮しながら、お客様のイメージに合った植物をご提案させていただくことです。植物を愛しているからこそお奨めできる植物をご提案いたします。
この場所で、このお客様には、この木って具合ですかね。植える場所の環境と、植物の特性、お客様のニーズやお好み、感性、お人柄を考慮してお似合いの植物をONLY ONEで如何ですか?

オリーブ Olea europaea

常緑広葉中高木 モクセイ科
中近東原産。地中海沿岸で盛んに栽培され、日本では香川県小豆島に多い。果実は濃緑色から淡緑に変わり、10~11月頃、紫色から紫黒色に熟する。花は5~6月頃、芳香のある帯黄白色の小花をつけます。日当たりの良い場所がおすすめです。潮風にもよく耐えます。樹形は乱れがちです(暴れます)。

オリーブ

ハイノキ Symplocos myrtacea

常緑広葉樹 ハイノキ科・ハイノキ属
4~5月に白い花を付け、10から1月に狭卵型の実を付け黒紫色に熟します。葉は革質で光沢があり、縁に浅い鋸歯があります。木灰を染色の媒介剤として用います。庭木としては、あまり見かけないが、楚々として趣のある雑木で、近年人気が高いです。成長は遅いです。西陽の当たらない日陰を好み、水遣りの頻度は多めにします。

ハイノキ

シマトネリコ Fraxinus griffithii

常緑樹 高木 モクセイ科
単幹・株立ちのどちらでも楽しめる。葉は光沢のある緑色で、枝葉が租で明るい印象があります。7月頃に、白くて芳香性の花をつけ、8月~10月頃、緑がかった白い実をつけます。鑑賞性も高いです。湿地を好むので、たっぷりと水を与えます。比較的、潮風にも強いです。日陰でも日向でも丈夫によく育ちます。

シマトネリコ

斑入り・シマトネリコ Fraxinus griffithii variegated

常緑樹 高木 モクセイ科
シマトネリコの変種で、葉に不斑がはいっていて、とても鑑賞性が高いです。シマトネリコよりも葉がやや小さく、成長も遅いです。寒さにも若干弱いが、湘南地区では大丈夫のようです。単幹のものが多く、株立ちはまだ稀少です。近年人気が高いので、株立ちも増えてくるものと思えます。

斑入り・シマトネリコ

ブラッシの木 Callistemon speciosus

常緑樹 フトモモ科
オーストラリア原産。5月~6月頃、新枝の濃紅色の穂状の花をつけます。花穂がビンを洗うブラシに似ているところから名づけられました。薄黄色の花の種も綺麗です。日当たりと水はけの良い暖かい場所を好み、あまり風当たりの強い場所は避けたほうが良いです。潮風にもよく耐えます。

ブラッシの木

イリシウム・ヘンリー Illicium henryi

常緑樹 モクレン科・シキミ属
高さが2.0m前後になる常緑樹です。春に紅色の花が咲き、病害虫に強く管理が容易です。日陰を好みます。ほとんど陽の当たらない場所でも大丈夫です。むしろ、日当たりがよく、乾燥した土壌は好まないです。日陰に強く、赤花の咲く常緑樹はあまり無いので、条件が合えばお奨めです。

イリシウム・ヘンリー

ソヨゴ Ilex pedunculosa

常緑高木 モチノキ科
雄木・雌木があり、雌木には、10~11月頃、赤い実が熟してとても綺麗です。葉は濃緑色で、風によくそよぎ、葉音をたてることから名づけられました。関西では単幹での利用が多いように聞いていますが、関東ではほとんどのものが株立ちで仕立てられています。和風のお庭でも、洋風のお庭でも、使い方次第で、どちらにも似合う木です。

ソヨゴ

斑入りスジダイ Castanopsis sieboldii

耐寒性常緑高木 ブナ科・シイノキ属
樹高:10~15m 日照:日向むき。スジダイはドングリの実る木のひとつです。暖地の山野の生え、庭木や公園樹としても利用されます。初夏に細長い黄色の花を付け、秋には細長いドングリを実らせます。この斑入りの種は、黄色の外斑入りで成長も遅く、庭木におすすめです。固定品種ではないので、先祖返りして緑色の葉が出ることがありますがその場合は、緑葉の枝を切り取ると斑入りの葉を保つことができます。

斑入りスジダイ

フェイジョア Feijoa sellowiana

常緑樹 フトモモ科 ブラジル原産
別名:パイナップル・グァバ果実は楕円形で、10~11月に赤みを帯びた緑色に熟す。果肉は白く、パイナップルの香りと甘みがあり、生食できます。花は6~7月、葉弁は外が白色で内が紫赤で、多数の雄しべ・雌しべは深紅色の綺麗な花が咲きます。葉の裏側は銀色で、風にそよぐと風情もあります。

フェイジョア

ポップブッシュ・プルプレア Dodonaea viscosa ‘Purpurea’

常緑低木 カバノキ科・ドドナエア属
2~3mまで成長する丈夫な常緑樹です。夏・冬ともに成長し、夜気温が20℃前後になると、葉色が緑から銅色に美しく変化し始めます。-10℃以下になる寒冷地では霜よけが必要です。冬には紫色に紅葉し、夏には白からピンク色の花を咲かせます。寒さに強く、落葉もしないので通年、楽しめます。紅葉するのに落葉しないという常緑樹で、夏も冬も成長し、日本の気候でも簡単にお庭で育てられるので、人気が急上昇中です。病害虫の心配も無く、耐寒性・耐潮性・いずれにも強い。生垣にも向いています。

ポップブッシュ・プルプレア

アベリア・ジャックポット Abelia×grandiflora ‘jackpot’

常緑低木 スイカズラ科・アベリア属
近年、多彩な葉色で人気が上昇中の常緑低木です。土質を選ばず、暑さ寒さに強く、丈夫で育てやすい木です。開花期も長く、初夏から秋まで咲き続けます。洋風庭園でもよく似合います。放任して自然仕立てにしたり、刈り込んでグランドカバーや生垣に用いたりと用途は多様です。花:7月~10月。淡紫ピンク色です。フランシス・メイソンの枝変わりしたものです。樹姿は開張性で成葉は緑色で淡緑黄色の覆輪が入っています。

アベリア・ジャックポット

アベリア・コンフェティー Abelia×grandiflora ‘Confetti’

常緑低木 スイカズラ科
矮性の品種で、せいぜい20~30cm位までにしかならないので、グランドカバーには最適です。白斑の品種とされているが、白色、ピンク色、淡緑色の微妙な葉色がとても綺麗です。水はけの良い日向が向いているが、半日陰でも十分育ちます。花は薄いピンク色で小さいが、アベリア独特のラッパ型は健在です。もう少し大きくなるが、黄斑の品種にアベリア・ホープレイズという種もあります。

アベリア・コンフェティー

シルバープリペット Ligustrum sinense Variegatum

常緑樹 モクセイ科・イボタノキ属
白斑の楕円形の葉が一年中美しいです。萌芽力があり、刈り込みにも耐えるので、トピアリーや生垣にも利用されます。6~7月頃に咲く、白い小花も綺麗です。明るいイメージで、色々な場所に使われ始めています。

シルバープリペット

レモンマートル Backhousia citriodora

常緑低木 フトモモ科
オーストラリア原産のレモンの香り高いマートルです。最低耐寒気温:-5℃。レモンとは全く異なるユーカリ種に近い樹木ですが、その名のとおりレモンのような爽やかな香りのするのが特徴です。また、殺菌力も強く、ビタミンE・Aとの相性も良いので、レモンマートルのエッセンシャルオイルをクリームなどに混ぜての利用も効果的です。レモングラスとレモンマートルでのハーブティーも香りが素敵です。

レモンマートル

ヒメマサキ Euonymus japonicus’Micrphylls Aureovariegatus’

常緑低木 ニシキギ科
ごく小型のマサキの黄覆輪で、樹高は大きくなっても20cm前後。葉も小さく2cm未満です。土質を選ばず、日陰から日当たりまで適応範囲が広く、刈り込んでも良く芽を出します。斑も周年楽しめます。白斑の種はEuonymus japonicus’Micrphyllsです。

ヒメマサキ

ニューサイラン Phormium tenax

常緑多年草 リュウゼツラン科・フォルミウム属
ニュージーランド原産剣状の葉を放射状に伸ばします。日当たりと水はけの良い場所を好むが、乾燥には弱い。半日陰でも十分OKです!葉の色が銅葉・ブラック・緑・オレンジ、etc。斑入りなども綺麗で多種です。潮風にも強いです。大きくなる種類が多いので、植える場所と品種には注意が必要です。

ニューサイラン

ウエストリンギア Westringia fruticosa

常緑低木 シソ科 ウエストリンギア属
オーストラリア原産。葉は長楕円形の銀色でローズマリーの葉にも似ているが、ウエストリンギアの方が枝が柔らかく繊細な雰囲気があります。日当たりと水はけの良い場所で春から長い期間にわたって白い小花をつけます。花は春に多いが、ほぼ周年的に咲きます。ミントブッシュに近い仲間で、樹高は1~1.5mまで伸びます。潮風にも強いです。

ウエストリンギア

ミントブッシュ Prostanthera rotundifolia

常緑低木 シソ科 プロスタンテラ属
別名:プロスタンテラ オーストラリア原産です。素敵なミントの香りがあり、4~5月頃に薄紫色の小さな花が咲きます。

ミントブッシュ

ストラビランテス Strobilanthes dyerianus

常緑低木 キツネノマゴ科
別名:ランプの妖精。1月~2月頃、紫色の花が咲き、5月頃まで咲いています。冬は葉が赤紫になります。耐寒性に不安があります。神奈川県湘南地区では地植えで冬を越すが、戸塚近辺では微妙です。

ストラビランテス

マートルミルテ(ギンバイカ) Myrtus communis

常緑広葉低木 フトモモ科
地中海沿岸が原産地で、葉のつけ根に梅の花、あるいは茶の花に似た白い花が咲きます。ヨーロッパでは愛の女神に捧げる神聖な花として、結婚式の花輪に使われます。革質の光沢のある葉をもむと,芳香を発します。ブッシュタイプと立ち性のタイプがあります。斑入りの種もあり、とても綺麗です。

マートルミルテ

アセビ・フレーミングシルバー Pieris Flaming Silver

耐寒性常緑低木 ツツジ科
4月の新芽は真っ赤、その後ピンク・クリーム色になり、最後はクリーム色の縁取りを残して緑色に変化します。スズランのような可憐な花は白色で房状に咲きます。適度な湿り気があり、しかも水はけの良い半日陰を好みます。酸性土壌を好むので、酸度未調整のピートモスをすきこんでやると良いです。株立ち状で高さ1.0mぐらいまでなるが、剪定により低く刈り込んでやっても良いです。花後の6月と11月12月に込み合った枝を剪定します。

アセビ・フレーミングシルバー

ヒペリカム・ガイオイデス

常緑樹 オトギリソウ科 ヒペリクム属
葉は細く繊細なイメージ。黄色の小花がたくさん咲きます。

ヒペリカム・ガイオイデス

ピペリカム・カリシナム Hypericum calycinum

常緑樹 オトギリソウ科 ヒペリクム属
原産地:ブルガリア・トルコ。草丈が20~60cmの矮性種で、半日陰を好むが、日向でも良く育ちます。グランドカバーにも適す。花は黄色で小さいが株全面に6月~8月頃咲きます。長楕円形または楕円形の葉は、表面は暗緑色、裏側は白色です。半日陰で栽培すると花つきが良いです。乾燥した日陰のグランドカバーに最適です。

ピペリカム・カリシナム

ギルドエッジ Elaeagnus×ebbingei ‘Gilt Edge‘

常緑中低木
別名:斑入りグミ。葉のまわりには黄色い縁取りがあり、成長とともに色鮮やかになります。高さは1.5位で、11月から12月にかけて白い花が咲きます。潮風にも強く、海岸近くの栽培にも適した種類です。

ギルドエッジ

常緑ヤマボウシ Benthamidia japonica

常緑広葉高木 ミズキ科ミズキ属
日本の在来種は落葉ですが、中国原産の常緑種で、花付きが良いです。花や実を楽しむ他、冬場には葉色が赤くなり、一年中楽しめる。日当たりの良い場所に植栽すると、よりたくさんの花が咲きます。花は白色で比較的直立して伸びます。

常緑ヤマボウシ